東芝、2.5インチで30TBのエンタプライズ(SAS)SSDをサンプル出荷、販売開始は第4四半期。
東芝が、30.72TBを実現した新型SSDを発表した。ただし、まだサンプル出荷であり価格は未定である。しかも、この製品は一般向けのSATAやNVMeドライブではなく、MultiLink SAS(シリアル接続のSCSI、Serial Attached SCSI)に対応したSAS3.0(1.2GB/s、最大で4ポート接続による理論最大4.8GB/s接続に対応)を使ったものであり、一般の人が使うにはSASコントローラーを搭載したサーバー・ワークステーションマザーを買うか、別途SASコントローラーボードを必要とする。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1075071.html
https://www.toshiba-memory.co.jp/company/news/20170808-1.html
それとは別に、15.36TBまでのMVMeドライブ(CM5)もサンプル出荷を開始したようだ。
こちらは、PCIe3.0の4レーン接続(片方向4GB/s・双方向8GB/s)で繋がる。尚、これらはBiCS FLASHの貫通ビア(3D)積層64層を使ったTri-bits(TLC/Triple Level Cell)製品と思われる。
大容量故にウェアレベリングの性能は高いだろうが、MLCと比べたセルの書き換え品質がどの上がっているかは気になる。
価格は予想するに数十万円台~になると思われる。その理由は、NVMe Over Fabricsをサポートしており、さらにPersistent Memory Regionをオプションでサポートしているためである。前者は、リモートからの読み書きにクライアントまたはリモート環境のCPUやディスクキューの展開をせず、直接アタッチすることが出来る。そのため、SSDの性能のほとんど落とすことなく要求を処理出来る。
Persistent Memory Region(PMR)は、端的に言えばNV-DIMM(Non Voltage-DIMM/不揮発メモリー)の機能をサポートするものである。これは、オプションであり何らかの追加機能(ソフト)またはハードが必要になるのかもしれない。標準サポートではないようだ。
そのため、個人が安価に入手できるものにはならないと考えられる。
<個人向けでは出ないか……>
まあ、30TBクラスが個人向けで登場する可能性は今のところ低い。10TBでさえも一般個人向けではHDDが高止まりするのは、需要が少ないからでもある。昔のようにテレビパソコンでも沢山流通し、DVDやBDに編集する需要が残っていれば、売れただろうが、著作権保護も厳しくなり今では売れない。
だから、需要そのものが低調であり、低調だと価格が高止まりする。価格が高いと、大容量を買う人は減る。だから、製造も少なく留まる。結局、この市場で一般向けはHDDの大容量化を待ち続けることになるのかもしれない。
ちなみに、HDDは2020年までには16TB~20TB、多ければ25TB~30TBに達するとされているが、これも流動的である。こちらも最も量産効果が高くなる個人向け容量需要が思ったより小さいのも理由にある。
<大容量化の目的が足りない個人向けコンピュータ市場>
これからも、大容量化を進めるならば、これは大容量化を率先して行いたいと思うような目的が必要だが、それは今では一部の人を除けばなくなってしまった。結局は、最も容量を食う映像ビジネスも高画質化を人々の多くが積極的に望む路線から外れたことが大きい。また、以前は自由に録画出来たテレビ放送も今では、自由とはほど遠い管理がされている。
これは、著作者を守るという点では重要だが、全体の市場として見たときに、製造スポンサーからの資金が減るという効果も生む。そこが痛し痒しの部分を生み出すわけだ。
結果的に、産業は個人で何かを作るから、事業者が許可されたコンテンツを与える方向へと向かう。すると、わざわざコンピュータ内にデータを取って置いたり、外部ストレージに残す理由はなくなる。クラウドストレージや、定額映像コンテンツビジネスの方へと人は流れる。だから、サーバーのストレージ容量は増えてビジネス用がそれなりの値段のままで売れる。
ストレージの価格は今後も高止まるかもしれない。
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大容量故にウェアレベリングの性能は高いだろうが、MLCと比べたセルの書き換え品質がどの上がっているかは気になる。
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