Windows10 Creators Update不具合情報、対応方法、対応情報
-2017年4月21日-2部側の情報を修正
4月21日時点で発覚している不具合は2部↑に書いています。
まあ、インストールに失敗する場合で、保守が既に終わっているソフトを手放せず使っているなら、アップデート前に一度削除し、再チャレンジし、アップデート後にインストールするというのも手かも知れない。
-新たな情報があれば追加します。-
-不具合情報最新(一応解決かな?)-
Microsoft USサイトのCommunityに4月11日付けで75/85%で失敗する不具合の報告が上がっている。今のところ解決したという情報も明確な原因も上がっていないようなので、そういう報告があるという点だけを挙げておく。今後の推移に注意する必要がありそうだ。nVIDIAのGPUドライバ381.65(Creators Update対応版ドライバ)に起因する不具合があるかもしれないという報告が出ている。378.92を当てると成功する可能性があるらしい。今回の、エラーコードは1900101によるもので、こちらの障害のようだ。
尚、海外のInfoWorldは以下の記事を書いていたのが面白かった。「アップデートインストールを急ぐな」という見出しの記事で、いわゆるWindows CBB/LTSアップデートサイクルのPilot(試験)とDeploy&Use(配置、利用)を皮肉った記事である。これは、Pro/Enterprise系でDelay(遅延)設定をしたときの期間の説明に使われたものである。特に企業向けの保守でこれが重要な意味を持つ訳だが・・・。
まず最初にInsider Previewがあり、その後一般のユーザーが、製品版を使って不具合報告を4ヶ月間で実践し(一般βテスト)、最後に企業がその安定したバージョンを使うので、不具合はほとんどなく最新の環境が確保されますという説明を、逆説に取り上げたものだ。今入れる奴は実験台だぞと書いているわけだ。日本では、この手の記事を稿料を貰う記事書きが書くことは稀だろう。
http://www.infoworld.com/article/3187755/microsoft-windows/dont-rush-to-install-windows-10-creators-update.html
<パブリックベータ期間中の更新を遅延する>
そこまで、神経質になる必要は無いが、どうしても心配なら、Home使用者(Proは設定アプリのWindows Update→詳細オプション→昨日更新を遅延するにチェックを入れることでパブリックベータ期間中の更新をしない設定が可能である)でも以下のASCIIなどの手順を使えばアップデートを止めることも出来るようだ。
http://ascii.jp/elem/000/001/441/1441861/
尚、更新前通知が来てしまった場合で、「後で通知する」と選択すれば、アクションセンターに格納される。
ちなみに、この先にも更新前停止のステップは複数あり、通知の画面は戻るをおすことで戻る事が出来るが・・・
OKまで進むと、ダウンロードに移行するので注意。一ヶ月以上更新するつもりがないなら、OKまで進んでインストールステップでキャンセルするような真似は避けた方がよいでしょう。これまでの経験上で言えば、この先のステップでの待ちは短期の停止プロセスであり、次の月例更新などが重なると、アップデート差分データが変わる恐れがあり、インストールが上手く行かなくなる可能性を高める恐れがあります。もし行う場合は、更新をする前にアップデートファイルをクリーンアップして取得し直すのが妥当でしょう。
https://poweruse.seesaa.net/article/201704article_20.html
-ここからが本題-
Creators Updateでも機微な問題が、いくつか出ているようで、WindowsCentral.comが詳細な対応マニュアルを4月5日に公開した。実はいろいろと巡っていたのだが、最後に行き着いたのが、ここだった。驚くほど丁寧に纏まっていた。
http://www.windowscentral.com/windows-10-creators-update-common-problems-and-fixes
一応、他の情報網も使って不具合に関する情報もいくつかで読めたが、流石に現段階(4月7日時点)ではWindows Updateによる強制更新は始まってないため、少ないようだ。今のところ想定または発生しているケースが、更新・構成アップデートに時間が掛かり途中で電源を切ってしまうケース(最後まで見届ければ問題ない話)、Windows Updateが0x80070070 などのエラーで止まるケース。インストールした後に恐ろしく動作が遅くなるケースなどがあるようだ。
Centralを中心に英語サイトやマ社の情報から探したものを元に、ここに簡単な日本語版対応方法を書いておく。まあ、丸コピーではないし、まとめでもない。一応、操作手順を自らIP環境で確認し図も自ら起こしたものである。
尚更新に際しての注意点は以下となる。
他社アンチウィルスソフトを利用している場合、Creators Update対応の製品を準備しておくこと。
インストール時には、これの常駐保護を一時的に停止または一度アンインストールして更新すること。
という条件がある。また、対応情報にも注意が必要だ。
全部は網羅出来ないだろうが、主要な対応情報(ドライバなど)は
「4月11日から開始されるCreators Updateだがいろいろと対応情報に注意。」でメーカーが発表している不具合情報などを載せている。
尚、スーパーセキュリティで不具合が報告されているようだ。これは不具合なのでこちらにもURLを載せておく。
http://www.sourcenext.com/support/i/170407_1/
<WindowsUpdateでエラーが出る>
Windows Update適用中にエラーメッセージが出て更新できない場合は、以下のサイトの指示に従って操作すると改善する可能性が高い。
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/10164/fix-windows-update-errors
基本的には上記で最初に指示されるUpdate Troubleshooterだけで殆どの場合は改善するようだが、最終的にはコマンドプロンプト(管理者)にて
DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth
DISM.exe /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth /Source:C:\RepairSource\Windows /LimitAccess
sfc /scannow
を実行した後に、再びWindows Updateを実行する手法で改善する。尚、環境によってはWindowsのDVDやUSBメモリーを必要とするケースがあります。
-MS自動ツール等で解消しない場合の対応方法-
エラーコードの番号が0x80070070や 0x80070008 の場合は
インストールに必要なディスクの空き容量が不足しているので、ディスククリーンアップ(スタートボタンをクリックして、ディスクと入力すれば出てくるはず。
そこで、「Windowsセットアップの一時ファイル」を除く全てにチェックを付けてOKをクリックする。
それでもエラーが出るなら、「システムファイルのクリーンアップ」から、さらに削除項目を増やすことも出来る。とにかく空き容量を十分に確保して欲しい。
0x80073712のエラーが出るときには、逆にWindowsセットアップの一時ファイルをディスククリーンアップを用いて、一端削除してもう一度アップデートを行って下さい。セットアップファイルが破損していると出てくるメッセージです。
0xC1900200や 0xC1900202が出る場合は、動作推奨スペックを満たしていません。
スペックを満たすようにメモリーやディスク容量を更新してください。増設が不能な場合は、更新できません。買い換えて下さい。
同じインストールが繰り返されている場合(1703更新以外の更新がうまく行かないため、Creators Updateである1703が適用できない時)や、Windows Update適用中(スタートメニューなどが表示できるOS起動状態でのアップデート適用中です。ビルドアップ中ではありません。)で時間が掛かっている場合は、一端再起動でもさせて、先に書いたDISMとSFCを利用してください。
0x800F0922および 0xc1900104のエラーコードは、サーバーに接続でき無い状態を意味する。VPN接続を使っている場合には、VPNを切断してアップデートを実行して下さい。また、VPNを使用していない場合にこのコードが出る場合は、セキュリティソフトウェアをアンインストールする。または回復パーティションが不足している場合に起きることがある。その場合は、回復パーティションの容量を増やす必要があるとか・・・この辺りは、主に企業の管理下にあるPCで起きるかもしれません。ファームウェア絡みの特殊なセキュリティ管理をしている場合はご注意を。
0xC1900101ドライバに問題があります。デバイスマネージャーを開いて問題のあるデバイスドライバを更新し入れ直して下さい。市販のウィルス対策ソフト、バーチャルディスクドライブ、互換性のないプリンタドライバなどのソフトウェアドライバが原因となる場合もあり、それを削除することで改善する場合があります。状況によっては通信トラブルで発生することもあります。改善しない場合は、オフライン(Media Creation tool)で更新すると正常にインストール出来る場合があります。
それでも改善しない場合は、DISMとSFCで治るかも・・・。尚、原因が不明な間は治らないので注意。(4月13日更新)
0x800F0923はハードウェアまたはソフトウェアに互換性問題があります。ハードウェアやソフトウェアのローレベル制御機能(ドライバ/ファームウェア)がアップグレードに必要な要件を満たしていないため、ドライバやソフトウェアを削除してから更新する必要があります。
Media Creation toolからアップグレードまたは新規インストールすると問題のあるデバイスを教えてくれるとのこと。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
それを元に、問題のあるデバイスやソフトをコントロールパネルやプログラムと機能から削除して、削除した勢いで(再起動せずに、するときっと同じドライバが入るので)Wndows Updateを実行すると上手くいくでしょう。
0x80200056 アップグレードの最中にアップグレードが中断され再起動された時に表示されます。もう一度アップグレードを実行し、今度は途中で中止しなければ、殆どの場合は上手くいくでしょう。
特に何の操作もしていないのに、このエラーコードが繰り返される場合は、電源などのハードウェア不良や、コンセント側の電圧が安定していない(たこ足配線で起きやすい)などの問題があるか、バッテリ内蔵の製品だとバッテリー不良の可能性があります。繰り返される場合は、直接コンセントから電源を取って更新して下さい。バッテリ内蔵製品でバッテリが取り外せるタイプなら、バッテリーを取り外す上手くいくことがあります。それらでもうまく行かないなら、基板や電源の故障が関係しているかも知れません。
0xC1900208 - 0x4000Cは互換性のないソフトウェアがあります。それを削除すれば、インストール出来ます。このエラーコードは他社のウィルス対策ソフトが問題になることが多いようです。基本的にウィルス対策ソフトは終了(常駐を止める)して更新するか、アンインストールしてから更新するのが好ましいとなっています。
-特定のハードに起因する不具合-
他にもいろいろあるようで、特に「Realtek High Definition Audioドライバ」がDolby Digital LiveとDTS Surroundを受け入れないという問題はドライバ待ちとなっている。
これは、現段階で、ロールバック(後述する)することを推奨している。また、同様に「Realtek I2S」も正常に動かなくなり、Intel SST Audioに置き換え再起動が必要になる。
また、Atom Z2760/Z2520/Z2560/Z2580はCreators Updateをサポートしていないので、更新しないこと。更新してしまった場合は、ロールバックすることを推奨している。(Centralの情報より)
この他に、一部の古いハードウェアを利用している場合や、バックアップソフトウェア(Windows7や8.1時代から使っているもの)がある場合は、Windows10 Anniversary UpdateやCreators Updateに対応しているか、今一度確認することをお勧めする。対応していない場合は環境からの排除や後継製品の購入を検討して欲しい。これらは、デバイスマネージャーやサービスに専用の仮想デバイスやサービスを登録するものが多いのだが、アップグレード(ビルドアップ)でBSoDを招くことがあるようだ。Windows7や8.1時代のソフトは、そろそろおさらばしなさいということかもしれない。
特にATTEMPTED SWITCH FROM DPCなどが出る場合は、特定のハードウェアやソフトウェアに起因した障害である。稀にメモリー不良やオーバークロックによる同期不良(一種の故障や性能設定不備)などで誘発されることもある。これが、インストール後に発生するケースもあるようだ。まあ、ATTEMPTEDは昔からあるBSoDメッセージなのだが、Creators Update前後だと動揺する人もいるかもしれないので、一応書いておく。
<更新後の不具合>
<一部のストアアプリが起動しない>
イベントログにID:5973が出て起動しないことがある。この場合は、当該のアプリケーションを一端アンインストールしてPCを再起動後に、もう一度インストールすると治るだろう。これで、改善しない場合は、、DISMやSFCでの作業が必要となると思われる。
-3.5~4GBメモリーモデルの注意点-OS仕様変更に伴うメモリ消費-
メインメモリーが3.5GB以上ではsvchost.exeの動作が独立するようになったため、メモリ消費が増えている。そのため、メモリーが4GBぐらいのモデルだと、動作が著しく低下するシーンが見られる場合があるかもしれない。SSDモデルなら、感じるほどの低下はないと思うが・・・これは、OSの仕様によるものだ。メモリー増設が可能な機種なら、増設して8GBぐらいに増やした方が安心かもしれない。また、8GB以上の製品でも、今の段階で多くのメモリーを消費している場合は、動作性能が低下する可能性もあるのでご注意を・・・詳細は以下参照のこと。
https://poweruse.seesaa.net/article/201610article_23.html
-<インストール後にパフォーマンスが著しく遅くなる>-
現時点でこれに対しては、何とも言えないが、今回もこういう例が多少あるようだ。
何らかのソフトかハードが影響しているのだろうが、条件が分からずひとまとまりになっているのだろう。
Anniversary Updateにおいて、何らかの設定調整を自分が行った記憶があるなら、その辺りの設定が消えていたり(原則各種設定はリセットされる)、何らかの矛盾で壊れている可能性もある。
また、一部の環境ではドライバーなどが別のものに置き換わることで、動作が悪化することもある。特に、意図的に利用者サイドで古いドライバーを導入している場合などは、新しいドライバに置き換わってしまうことで症状が誘発されるケースもあるので確認が必要だろう。
<ネットワーク無応答-管理イベントID:16002>4月12日追加
これは、既存のWindows10でも発生する事態なのだが、Windows Updateなどを行った際に、このエラーによってネットワークに接続できなくなる不具合があるようだ。(たいていは再起動で治るが、不定期に発生する)
この場合は、最新のネットワークドライバを導入するか、インストールし直す必要がある。
不具合が起きたときの確認方法は、スタートボタンを右クリックし、スタートメニューのコンテキスト(右リックメニュー)から、[イベントビューアー(V)]を起動。カスタムビューの管理イベント内に[レベル:警告、ソース:AFD、イベントID:16002]というものがあるかどうかで分かる。
これがある場合は、有線LANまたは無線LANのドライバのどちらかに不具合が発生している可能性が高い。
これに加えて、イベントID:10400(ソース:NDIS、レベル警告)があるかを確認し、そこに記載のネットワークインターフェースの名称のドライバを最新版または、最適なバージョンに更新するか、インストールし直すことで改善する可能性がある。(以下画像は例です。ドライバアダプタ名称は機種によって異なります)
更新の際には、先に一度再起動し、このエラーが出ないことを確認の上で、行うことをお薦めする。このエラーが出ている状況下では、ドライバ更新が出来ないことがある。尚、最新ドライバの場所などは、ハードメーカーによって異なるので、自身で探すしかない。ご注意を・・・。マイクロソフトの認証を得たドライバなら以下で検索しダウンロードできる。
http://www.catalog.update.microsoft.com/Home.aspx
(マイクロソフトアップデートカタログ※)
※Windowsのバージョンに限らず出てくるので、誤って下のバージョンを選ばないように。また、製品によってはファームウェアが特殊で適用すると正常に動かなくなることがあります。更新に際しては、バックアップや更新前ドライバのバージョンを控えて戻すことも可能な状態で行って下さい。
-Game Modeオン状態で描画性能が下がる-これは仕様です-
このような情報も今になって増えてきた。
これは、以前の記事に書いているが、タスクの優先度を変えることでGameを快適に出来ないかという試みを形にしたものだ。一部のちゃんとテストされたゲームソフトでは、描画性能が上がるのだが、殆どの古いゲームなどには価値がない(効果がない、変わらない)か、描画性能が落ちるケースも見られる。
実際に、製品版でも今のところ効果はきわめて限定的なようだ。効果が無い、おかしいなら積極的にオフにしてほしい。まあ、ディスプレイドライバの更新や今後のアップデート(Insider Previewではビルドアップでいくつか改善したケースがある)などで、改善されるかもしれないが、期待しない方がよいだろう。
-Windows Defenderの更新が出来ない、Defenderを起動すると起動前または起動してすぐに終了する-
これは、常駐版DefenderがUWP版に変わったことで、起きることがある。特に起動できないケースは、UWP版ではないDefenderは起動するケースが多い。これは、Insider Previewで何度か経験した。たいていは、定義ファイルの更新をすると改善するが、この症状がでると更新に失敗しやすくなる。
定義ファイル破損などが原因かも知れない。この場合は、以下のURLから定義ファイルを手動でダウンロードしてインストールすれば改善することがある。絶対ではないが、一つの手段である。
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/923159/how-to-manually-download-the-latest-definition-updates-for-windows-defender
https://www.microsoft.com/security/portal/definitions/adl.aspx?wa=wsignin1.0
<安全な適用方法>
リスクが少ないCreators Updateのインストール方法も書いておく
ドライバやハードウェア対応条件を除けば、ここに上がっている不具合の大半は、クリーンインストール(新規インストール)では起きるリスクが劇的に下がるようだ。そのため、安定性を徹底したいなら、クリーンインストールするのが良いだろう。(尚、クリーンインストールでは現用のアプリケーションソフトや設定ファイルの全てが消えるので注意して欲しい、Media Creation toolを使えば行うことが出来る)
また、Windows Updateで適用するより、Media Creation toolを使ってアップグレード(アップデート)を適用すれば、通信に関する不具合やダウンロードデータの不整合によって生じるトラブルは起きない。
何らかの不具合が出る場合は、これらでの適用を検討してもよい。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
(Media Creation toolは上記からダウンロードできる)
-前のWindowsバージョンに戻す(ロールバック)ー
尚、動作がどうしてもおかしい戻したいという場合は、以下の手順で戻すことが出来る。これが、使えるのは過去のものと同じなら、更新後1ヶ月間またはディスククリーンアップで以前のWindowsを削除するまでの限定である。それまでに戻すかどうかの判断を下す必要がある。
<適用に失敗したり不具合が出る場合の最善策>
尚、もう一つ注意が必要なことを書いておく。
上記に記載のコード毎の対応方法やマイクロソフトのツールで対応可能な場合は、その対処方法を試すのが良いだろう。しかし、自分で対応できそうにない自信がないという場合は、無理をしないことが寛容である。
また、ここに書かれている情報以外の、何か特別な対処法があるようだという場合は、その対処法が本当に必要かどうかよく考えて欲しい。メーカーPCによっては、添付アプリケーションの対応が不十分で実は、後からドライバなどが提供されることもあるからだ。
その前に、下手な対処法を取ってしまい、それらの後から出てくる対処法を適用すると、うまく機能しなくなることが多々あるからだ。そのため、おかしいと思う場合で、尚且つ解決法が喫緊で見つからない場合は、すぐに前のバージョンに戻すロールバックを行うことをお薦めする。
その上で、大手メーカー製のPCであれば、メーカーのサポートなどに状況を報告したり、質問してみると良いだろう。特に、保守サポート期間がまだある製品は、自分で無理をしてはいけない。
まあ、メーカー品でなくとも、4月5日から15日ぐらいまでに適用してインストール後にトラブルが起きた人は、情報が出そろう1週間~2週間は安静にするのが妥当だ。よほど、自分でDumpを見て、バグチェックでも何でも出来るなら別だが・・・
とりあえず大きな不具合っぽいならロールバック(前のバージョンに戻す作業を)する。そうでなければ、対処法を探し回らずに、ちょっと待ってみるもの手だろう。2週もすれば、不具合のパターンや原因の多くが分かってくるはずだ。
第二部に続く
-更新履歴-
2017年4月07日-初版
2017年4月08日-Defender関連項目追加
2017年4月11日-遅延について
2017年4月12日-NDIS関連追加
2017年4月13日-0xC1900101にMS Community情報追加など複数追加
2017年4月15日-Community情報の続報
2017年4月16日-ページ分割
4月21日時点で発覚している不具合は2部↑に書いています。
まあ、インストールに失敗する場合で、保守が既に終わっているソフトを手放せず使っているなら、アップデート前に一度削除し、再チャレンジし、アップデート後にインストールするというのも手かも知れない。
-新たな情報があれば追加します。-
-不具合情報最新(一応解決かな?)-
Microsoft USサイトのCommunityに4月11日付けで75/85%で失敗する不具合の報告が上がっている。
尚、海外のInfoWorldは以下の記事を書いていたのが面白かった。「アップデートインストールを急ぐな」という見出しの記事で、いわゆるWindows CBB/LTSアップデートサイクルのPilot(試験)とDeploy&Use(配置、利用)を皮肉った記事である。これは、Pro/Enterprise系でDelay(遅延)設定をしたときの期間の説明に使われたものである。特に企業向けの保守でこれが重要な意味を持つ訳だが・・・。
まず最初にInsider Previewがあり、その後一般のユーザーが、製品版を使って不具合報告を4ヶ月間で実践し(一般βテスト)、最後に企業がその安定したバージョンを使うので、不具合はほとんどなく最新の環境が確保されますという説明を、逆説に取り上げたものだ。今入れる奴は実験台だぞと書いているわけだ。日本では、この手の記事を稿料を貰う記事書きが書くことは稀だろう。
http://www.infoworld.com/article/3187755/microsoft-windows/dont-rush-to-install-windows-10-creators-update.html
<パブリックベータ期間中の更新を遅延する>
そこまで、神経質になる必要は無いが、どうしても心配なら、Home使用者(Proは設定アプリのWindows Update→詳細オプション→昨日更新を遅延するにチェックを入れることでパブリックベータ期間中の更新をしない設定が可能である)でも以下のASCIIなどの手順を使えばアップデートを止めることも出来るようだ。
http://ascii.jp/elem/000/001/441/1441861/
尚、更新前通知が来てしまった場合で、「後で通知する」と選択すれば、アクションセンターに格納される。
ちなみに、この先にも更新前停止のステップは複数あり、通知の画面は戻るをおすことで戻る事が出来るが・・・
OKまで進むと、ダウンロードに移行するので注意。一ヶ月以上更新するつもりがないなら、OKまで進んでインストールステップでキャンセルするような真似は避けた方がよいでしょう。これまでの経験上で言えば、この先のステップでの待ちは短期の停止プロセスであり、次の月例更新などが重なると、アップデート差分データが変わる恐れがあり、インストールが上手く行かなくなる可能性を高める恐れがあります。もし行う場合は、更新をする前にアップデートファイルをクリーンアップして取得し直すのが妥当でしょう。
https://poweruse.seesaa.net/article/201704article_20.html
-ここからが本題-
Creators Updateでも機微な問題が、いくつか出ているようで、WindowsCentral.comが詳細な対応マニュアルを4月5日に公開した。実はいろいろと巡っていたのだが、最後に行き着いたのが、ここだった。驚くほど丁寧に纏まっていた。
http://www.windowscentral.com/windows-10-creators-update-common-problems-and-fixes
一応、他の情報網も使って不具合に関する情報もいくつかで読めたが、流石に現段階(4月7日時点)ではWindows Updateによる強制更新は始まってないため、少ないようだ。今のところ想定または発生しているケースが、更新・構成アップデートに時間が掛かり途中で電源を切ってしまうケース(最後まで見届ければ問題ない話)、Windows Updateが0x80070070 などのエラーで止まるケース。インストールした後に恐ろしく動作が遅くなるケースなどがあるようだ。
Centralを中心に英語サイトやマ社の情報から探したものを元に、ここに簡単な日本語版対応方法を書いておく。まあ、丸コピーではないし、まとめでもない。一応、操作手順を自らIP環境で確認し図も自ら起こしたものである。
尚更新に際しての注意点は以下となる。
他社アンチウィルスソフトを利用している場合、Creators Update対応の製品を準備しておくこと。
インストール時には、これの常駐保護を一時的に停止または一度アンインストールして更新すること。
という条件がある。また、対応情報にも注意が必要だ。
全部は網羅出来ないだろうが、主要な対応情報(ドライバなど)は
「4月11日から開始されるCreators Updateだがいろいろと対応情報に注意。」でメーカーが発表している不具合情報などを載せている。
尚、スーパーセキュリティで不具合が報告されているようだ。これは不具合なのでこちらにもURLを載せておく。
http://www.sourcenext.com/support/i/170407_1/
<WindowsUpdateでエラーが出る>
Windows Update適用中にエラーメッセージが出て更新できない場合は、以下のサイトの指示に従って操作すると改善する可能性が高い。
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/10164/fix-windows-update-errors
基本的には上記で最初に指示されるUpdate Troubleshooterだけで殆どの場合は改善するようだが、最終的にはコマンドプロンプト(管理者)にて
DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth
DISM.exe /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth /Source:C:\RepairSource\Windows /LimitAccess
sfc /scannow
を実行した後に、再びWindows Updateを実行する手法で改善する。尚、環境によってはWindowsのDVDやUSBメモリーを必要とするケースがあります。
-MS自動ツール等で解消しない場合の対応方法-
エラーコードの番号が0x80070070や 0x80070008 の場合は
インストールに必要なディスクの空き容量が不足しているので、ディスククリーンアップ(スタートボタンをクリックして、ディスクと入力すれば出てくるはず。
そこで、「Windowsセットアップの一時ファイル」を除く全てにチェックを付けてOKをクリックする。
それでもエラーが出るなら、「システムファイルのクリーンアップ」から、さらに削除項目を増やすことも出来る。とにかく空き容量を十分に確保して欲しい。
0x80073712のエラーが出るときには、逆にWindowsセットアップの一時ファイルをディスククリーンアップを用いて、一端削除してもう一度アップデートを行って下さい。セットアップファイルが破損していると出てくるメッセージです。
0xC1900200や 0xC1900202が出る場合は、動作推奨スペックを満たしていません。
スペックを満たすようにメモリーやディスク容量を更新してください。増設が不能な場合は、更新できません。買い換えて下さい。
同じインストールが繰り返されている場合(1703更新以外の更新がうまく行かないため、Creators Updateである1703が適用できない時)や、Windows Update適用中(スタートメニューなどが表示できるOS起動状態でのアップデート適用中です。ビルドアップ中ではありません。)で時間が掛かっている場合は、一端再起動でもさせて、先に書いたDISMとSFCを利用してください。
0x800F0922および 0xc1900104のエラーコードは、サーバーに接続でき無い状態を意味する。VPN接続を使っている場合には、VPNを切断してアップデートを実行して下さい。また、VPNを使用していない場合にこのコードが出る場合は、セキュリティソフトウェアをアンインストールする。または回復パーティションが不足している場合に起きることがある。その場合は、回復パーティションの容量を増やす必要があるとか・・・この辺りは、主に企業の管理下にあるPCで起きるかもしれません。ファームウェア絡みの特殊なセキュリティ管理をしている場合はご注意を。
0xC1900101ドライバに問題があります。デバイスマネージャーを開いて問題のあるデバイスドライバを更新し入れ直して下さい。市販のウィルス対策ソフト、バーチャルディスクドライブ、互換性のないプリンタドライバなどのソフトウェアドライバが原因となる場合もあり、それを削除することで改善する場合があります。状況によっては通信トラブルで発生することもあります。改善しない場合は、オフライン(Media Creation tool)で更新すると正常にインストール出来る場合があります。
それでも改善しない場合は、DISMとSFCで治るかも・・・。尚、原因が不明な間は治らないので注意。(4月13日更新)
0x800F0923はハードウェアまたはソフトウェアに互換性問題があります。ハードウェアやソフトウェアのローレベル制御機能(ドライバ/ファームウェア)がアップグレードに必要な要件を満たしていないため、ドライバやソフトウェアを削除してから更新する必要があります。
Media Creation toolからアップグレードまたは新規インストールすると問題のあるデバイスを教えてくれるとのこと。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
それを元に、問題のあるデバイスやソフトをコントロールパネルやプログラムと機能から削除して、削除した勢いで(再起動せずに、するときっと同じドライバが入るので)Wndows Updateを実行すると上手くいくでしょう。
0x80200056 アップグレードの最中にアップグレードが中断され再起動された時に表示されます。もう一度アップグレードを実行し、今度は途中で中止しなければ、殆どの場合は上手くいくでしょう。
特に何の操作もしていないのに、このエラーコードが繰り返される場合は、電源などのハードウェア不良や、コンセント側の電圧が安定していない(たこ足配線で起きやすい)などの問題があるか、バッテリ内蔵の製品だとバッテリー不良の可能性があります。繰り返される場合は、直接コンセントから電源を取って更新して下さい。バッテリ内蔵製品でバッテリが取り外せるタイプなら、バッテリーを取り外す上手くいくことがあります。それらでもうまく行かないなら、基板や電源の故障が関係しているかも知れません。
0xC1900208 - 0x4000Cは互換性のないソフトウェアがあります。それを削除すれば、インストール出来ます。このエラーコードは他社のウィルス対策ソフトが問題になることが多いようです。基本的にウィルス対策ソフトは終了(常駐を止める)して更新するか、アンインストールしてから更新するのが好ましいとなっています。
-特定のハードに起因する不具合-
他にもいろいろあるようで、特に「Realtek High Definition Audioドライバ」がDolby Digital LiveとDTS Surroundを受け入れないという問題はドライバ待ちとなっている。
これは、現段階で、ロールバック(後述する)することを推奨している。また、同様に「Realtek I2S」も正常に動かなくなり、Intel SST Audioに置き換え再起動が必要になる。
また、Atom Z2760/Z2520/Z2560/Z2580はCreators Updateをサポートしていないので、更新しないこと。更新してしまった場合は、ロールバックすることを推奨している。(Centralの情報より)
この他に、一部の古いハードウェアを利用している場合や、バックアップソフトウェア(Windows7や8.1時代から使っているもの)がある場合は、Windows10 Anniversary UpdateやCreators Updateに対応しているか、今一度確認することをお勧めする。対応していない場合は環境からの排除や後継製品の購入を検討して欲しい。これらは、デバイスマネージャーやサービスに専用の仮想デバイスやサービスを登録するものが多いのだが、アップグレード(ビルドアップ)でBSoDを招くことがあるようだ。Windows7や8.1時代のソフトは、そろそろおさらばしなさいということかもしれない。
特にATTEMPTED SWITCH FROM DPCなどが出る場合は、特定のハードウェアやソフトウェアに起因した障害である。稀にメモリー不良やオーバークロックによる同期不良(一種の故障や性能設定不備)などで誘発されることもある。これが、インストール後に発生するケースもあるようだ。まあ、ATTEMPTEDは昔からあるBSoDメッセージなのだが、Creators Update前後だと動揺する人もいるかもしれないので、一応書いておく。
<更新後の不具合>
<一部のストアアプリが起動しない>
イベントログにID:5973が出て起動しないことがある。この場合は、当該のアプリケーションを一端アンインストールしてPCを再起動後に、もう一度インストールすると治るだろう。これで、改善しない場合は、、DISMやSFCでの作業が必要となると思われる。
-3.5~4GBメモリーモデルの注意点-OS仕様変更に伴うメモリ消費-
メインメモリーが3.5GB以上ではsvchost.exeの動作が独立するようになったため、メモリ消費が増えている。そのため、メモリーが4GBぐらいのモデルだと、動作が著しく低下するシーンが見られる場合があるかもしれない。SSDモデルなら、感じるほどの低下はないと思うが・・・これは、OSの仕様によるものだ。メモリー増設が可能な機種なら、増設して8GBぐらいに増やした方が安心かもしれない。また、8GB以上の製品でも、今の段階で多くのメモリーを消費している場合は、動作性能が低下する可能性もあるのでご注意を・・・詳細は以下参照のこと。
https://poweruse.seesaa.net/article/201610article_23.html
-<インストール後にパフォーマンスが著しく遅くなる>-
現時点でこれに対しては、何とも言えないが、今回もこういう例が多少あるようだ。
何らかのソフトかハードが影響しているのだろうが、条件が分からずひとまとまりになっているのだろう。
Anniversary Updateにおいて、何らかの設定調整を自分が行った記憶があるなら、その辺りの設定が消えていたり(原則各種設定はリセットされる)、何らかの矛盾で壊れている可能性もある。
また、一部の環境ではドライバーなどが別のものに置き換わることで、動作が悪化することもある。特に、意図的に利用者サイドで古いドライバーを導入している場合などは、新しいドライバに置き換わってしまうことで症状が誘発されるケースもあるので確認が必要だろう。
<ネットワーク無応答-管理イベントID:16002>4月12日追加
これは、既存のWindows10でも発生する事態なのだが、Windows Updateなどを行った際に、このエラーによってネットワークに接続できなくなる不具合があるようだ。(たいていは再起動で治るが、不定期に発生する)
この場合は、最新のネットワークドライバを導入するか、インストールし直す必要がある。
不具合が起きたときの確認方法は、スタートボタンを右クリックし、スタートメニューのコンテキスト(右リックメニュー)から、[イベントビューアー(V)]を起動。カスタムビューの管理イベント内に[レベル:警告、ソース:AFD、イベントID:16002]というものがあるかどうかで分かる。
これがある場合は、有線LANまたは無線LANのドライバのどちらかに不具合が発生している可能性が高い。
これに加えて、イベントID:10400(ソース:NDIS、レベル警告)があるかを確認し、そこに記載のネットワークインターフェースの名称のドライバを最新版または、最適なバージョンに更新するか、インストールし直すことで改善する可能性がある。(以下画像は例です。ドライバアダプタ名称は機種によって異なります)
更新の際には、先に一度再起動し、このエラーが出ないことを確認の上で、行うことをお薦めする。このエラーが出ている状況下では、ドライバ更新が出来ないことがある。尚、最新ドライバの場所などは、ハードメーカーによって異なるので、自身で探すしかない。ご注意を・・・。マイクロソフトの認証を得たドライバなら以下で検索しダウンロードできる。
http://www.catalog.update.microsoft.com/Home.aspx
(マイクロソフトアップデートカタログ※)
※Windowsのバージョンに限らず出てくるので、誤って下のバージョンを選ばないように。また、製品によってはファームウェアが特殊で適用すると正常に動かなくなることがあります。更新に際しては、バックアップや更新前ドライバのバージョンを控えて戻すことも可能な状態で行って下さい。
-Game Modeオン状態で描画性能が下がる-これは仕様です-
このような情報も今になって増えてきた。
これは、以前の記事に書いているが、タスクの優先度を変えることでGameを快適に出来ないかという試みを形にしたものだ。一部のちゃんとテストされたゲームソフトでは、描画性能が上がるのだが、殆どの古いゲームなどには価値がない(効果がない、変わらない)か、描画性能が落ちるケースも見られる。
実際に、製品版でも今のところ効果はきわめて限定的なようだ。効果が無い、おかしいなら積極的にオフにしてほしい。まあ、ディスプレイドライバの更新や今後のアップデート(Insider Previewではビルドアップでいくつか改善したケースがある)などで、改善されるかもしれないが、期待しない方がよいだろう。
-Windows Defenderの更新が出来ない、Defenderを起動すると起動前または起動してすぐに終了する-
これは、常駐版DefenderがUWP版に変わったことで、起きることがある。特に起動できないケースは、UWP版ではないDefenderは起動するケースが多い。これは、Insider Previewで何度か経験した。たいていは、定義ファイルの更新をすると改善するが、この症状がでると更新に失敗しやすくなる。
定義ファイル破損などが原因かも知れない。この場合は、以下のURLから定義ファイルを手動でダウンロードしてインストールすれば改善することがある。絶対ではないが、一つの手段である。
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/923159/how-to-manually-download-the-latest-definition-updates-for-windows-defender
https://www.microsoft.com/security/portal/definitions/adl.aspx?wa=wsignin1.0
<安全な適用方法>
リスクが少ないCreators Updateのインストール方法も書いておく
ドライバやハードウェア対応条件を除けば、ここに上がっている不具合の大半は、クリーンインストール(新規インストール)では起きるリスクが劇的に下がるようだ。そのため、安定性を徹底したいなら、クリーンインストールするのが良いだろう。(尚、クリーンインストールでは現用のアプリケーションソフトや設定ファイルの全てが消えるので注意して欲しい、Media Creation toolを使えば行うことが出来る)
また、Windows Updateで適用するより、Media Creation toolを使ってアップグレード(アップデート)を適用すれば、通信に関する不具合やダウンロードデータの不整合によって生じるトラブルは起きない。
何らかの不具合が出る場合は、これらでの適用を検討してもよい。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
(Media Creation toolは上記からダウンロードできる)
-前のWindowsバージョンに戻す(ロールバック)ー
尚、動作がどうしてもおかしい戻したいという場合は、以下の手順で戻すことが出来る。これが、使えるのは過去のものと同じなら、更新後1ヶ月間またはディスククリーンアップで以前のWindowsを削除するまでの限定である。それまでに戻すかどうかの判断を下す必要がある。
<適用に失敗したり不具合が出る場合の最善策>
尚、もう一つ注意が必要なことを書いておく。
上記に記載のコード毎の対応方法やマイクロソフトのツールで対応可能な場合は、その対処方法を試すのが良いだろう。しかし、自分で対応できそうにない自信がないという場合は、無理をしないことが寛容である。
また、ここに書かれている情報以外の、何か特別な対処法があるようだという場合は、その対処法が本当に必要かどうかよく考えて欲しい。メーカーPCによっては、添付アプリケーションの対応が不十分で実は、後からドライバなどが提供されることもあるからだ。
その前に、下手な対処法を取ってしまい、それらの後から出てくる対処法を適用すると、うまく機能しなくなることが多々あるからだ。そのため、おかしいと思う場合で、尚且つ解決法が喫緊で見つからない場合は、すぐに前のバージョンに戻すロールバックを行うことをお薦めする。
その上で、大手メーカー製のPCであれば、メーカーのサポートなどに状況を報告したり、質問してみると良いだろう。特に、保守サポート期間がまだある製品は、自分で無理をしてはいけない。
まあ、メーカー品でなくとも、4月5日から15日ぐらいまでに適用してインストール後にトラブルが起きた人は、情報が出そろう1週間~2週間は安静にするのが妥当だ。よほど、自分でDumpを見て、バグチェックでも何でも出来るなら別だが・・・
とりあえず大きな不具合っぽいならロールバック(前のバージョンに戻す作業を)する。そうでなければ、対処法を探し回らずに、ちょっと待ってみるもの手だろう。2週もすれば、不具合のパターンや原因の多くが分かってくるはずだ。
第二部に続く
-更新履歴-
2017年4月07日-初版
2017年4月08日-Defender関連項目追加
2017年4月11日-遅延について
2017年4月12日-NDIS関連追加
2017年4月13日-0xC1900101にMS Community情報追加など複数追加
2017年4月15日-Community情報の続報
2017年4月16日-ページ分割
Microsoft Windows 10 Home Anniversary Update適用版 32bit/64bit 日本語版 (最新)|USBフラッシュドライブ
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