4月11日から開始されるCreators Updateだがいろいろと対応情報に注意。
-最新の不具合関連の対応情報はこちらです-
マイクロソフト社は、2017年4月11日からCreators Update(RS2)へのビルドアップを順次開始すると発表したようだ。しかし、ビジネス系のアプリケーションやメンテ・ユーティリティ系のアプリケーションでは、対応情報が未確定なものもあるので注意が必要である。とはいっても、Homeを使っているユーザーはサードアプリでアップデートそのものを停止しない限りは、勝手に更新されるのは避けられず回避策も何もないのだが・・・(Proは遅延を設定しておけばよい)
http://faq1.soliton.co.jp/faq/show/8282?category_id=769
(InfoTrace PLUSの対応情報)
http://www1.ark-info-sys.co.jp/information/customer/2017/0315_02.html
(アーク情報システム対応情報)
http://www1.ark-info-sys.co.jp/support/os/Windows10_rs2.html
(同上詳細)
https://support.apple.com/en-us/HT207606
(Apple Boot CampでのCreators Updateについて)
http://www.geforce.com/whats-new/articles/quake-champions-closed-beta-game-ready-driver
(Geforce Game Radydriverの対応情報GeForce Game Ready 381.65 WHQL driversから対応)
http://www.epson.jp/support/misc/windows10.htm
(EPSON Creators Updateへの対応情報)
http://eset-support.canon-its.jp/faq/show/3276
(ESET製品の対応情報)
http://121ware.com/psp/PA121/NECS_SUPPORT_SITE/ENTP/h/?tab=SUP_Z_WIN10UPDATE02
(NEC-PC/NECの一般向けPCの対応情報)
http://azby.fmworld.net/support/win/10/update1703/?supfrom=top_info
(富士通の対応情報)
https://www2.mouse-jp.co.jp/ssl/user_support2/info.asp?N_ID=347
(マウスコンピュータの対応情報)
http://dynabook.com/assistpc/osup/win10v1703/target/index_j.htm
(東芝の対応情報確認サイト)
http://www.sourcenext.com/support/i/170407_1/
(ソースネクスト-スーパーセキュリティゼロが利用できなくなる不具合について)
https://solutions.vaio.com/3096
(VAIOの対応情報/そにーではありません。)
http://support.kaspersky.co.jp/12848
(カスペルスキー2017の機能制限について)
http://support.amd.com/en-us/kb-articles/Pages/Radeon-Software-Crimson-ReLive-Edition-17.4.2-Release-Notes.aspx
(AMD-RADEON Software Crimsonの対応情報、17.4.2より)
http://support.eonet.jp/news/532/
(eoユーザーサポート-eoWEBメールのWindows(R) 10 Creators Updateにおける対応状況について)
尚、Anniversary Updateの時もそうだったが、実はこの手のアップデートはアップデートが始まってから、このソフトが動かないという情報が出てくることもある。特に、最近はInsider Previewの利用者が減少傾向なのもあるのだろう。後から情報は結構多いので、気をつけた方がよい。
まあ今回は、流石に大きなトラブルは起こさないと思うが、気になるのはUHD BD関連だろう。こういうセキュリティに関する新機能を使うハードやソフトは再生トラブルが起きる可能性は多いにある。Anniversary Update後に新しいハードを追加しているなどの場合は、暫く様子見をすることをお薦めする。
<ゲームモードにも気をつけろ>
ゲームモードを喜んでいるゲーマー諸君に言っておくが、ゲームモードにすると全部のゲームが快適に動く保証はない。これは、何をしているのかというと、端的に言えばゲームとして認識されるソフトウェアのロードバランスを均等にしつつ最適化するというものだ。エクスペリエンスインデックス(WinSAT)で収集している情報などを元にしていると思われるが、基本的にはアクティブウィンドウとして開いているゲームにリソースを多く割り振る作業が行われる。
ゲームスペックに対して、十分なパフォーマンスがあると見なされたハードウェア環境では、リソースを多く振ってくれるため、描画性能などを最適化しさらに高いフレームレートなどに押し上げる効果も期待できる。
一方で、スペックが不足しているかそこそこの場合は、一定の処理能力で頭打ちになるように調整しているようだ。要は、極端にリソースを食い散らかさないようにも調整し、平均してバランスが取れるように制御するのだ。
しかし、ゲームによっては上手にそれが出来なくなるケースがある。結局はタスクリソースの割り当てにOSが介入するため、いくつものプログラムが連携している場合は、一連のバランスが崩れるケースがあるのだ。そのため、ゲームが強制終了する、ウィンドウモードからフルスクリーンに途中で切り替えられるゲームで、それをやるとエラーになるなど、トラブルが起きることがある。
ある程度、この問題は埋められているが、Gamemodeは万能ではないで気をつけて欲しい。
不具合が出たときには、設定アプリ→ゲーム→ゲームモードペインから止められる。
まあ、今まともに動いているゲームに対してゲームモードを期待するようなマネはしない方がよいだろう。
<コンパネとCMDはスタートメニューのコンテキスト(右クリック)にはないよ!>
コントロールパネルは、スタートメニューを右クリックするとそこにあったが、Creators Updateではそれが無くなっている。代わりにあるのは、設定アプリと、PowerShellである。ちなみに、機能として廃止されたわけではない。
コントロールパネルで検索すれば、出てくるし、コマンドプロントも検索すれば出てくる。必要な人は、スタートメニューのタイルに張っておくのがよいだろう。今回のバージョンからタイルをグループにまとめる機能もついたので、困ることはないはずだ。
ちなみに、Windows Defenderがパワーアップしたように見えるが、単に元々ある機能を一カ所のウィンドウに集めただけである。Pro以下はATPなどにも対応していないので、これでウィルス対策も進化したみたいな気持ちにはならない方がよい。
アップデート後に不具合がなければ、きっとCreators Updateは満足いくアップデートだろうが、たぶんRS1の時と同じで、今回も11日で一気に更新が始まる可能性は低いだろう。主に、IP対象ユーザーや特定の環境(組み込み、タブレットなど)ユーザーを優先して行い、その後Homeユーザーなどに順次拡大するのだと思われる。
それをする理由は、トラブルの危険があるからだ。RS1(Anniversary Update)では、初っぱなから恐ろしい程の不具合が発覚し、およそ3ヶ月ぐらい掛かった。今回は、どうなるか分からないが・・・それが無くても、全体に通知が進むまでに数週間~1ヶ月半ぐらいは掛かるのかも知れない。即ち、4月11日に皆に更新が来るとは限らないということだ。
マイクロソフト社は、2017年4月11日からCreators Update(RS2)へのビルドアップを順次開始すると発表したようだ。しかし、ビジネス系のアプリケーションやメンテ・ユーティリティ系のアプリケーションでは、対応情報が未確定なものもあるので注意が必要である。とはいっても、Homeを使っているユーザーはサードアプリでアップデートそのものを停止しない限りは、勝手に更新されるのは避けられず回避策も何もないのだが・・・(Proは遅延を設定しておけばよい)
http://faq1.soliton.co.jp/faq/show/8282?category_id=769
(InfoTrace PLUSの対応情報)
http://www1.ark-info-sys.co.jp/information/customer/2017/0315_02.html
(アーク情報システム対応情報)
http://www1.ark-info-sys.co.jp/support/os/Windows10_rs2.html
(同上詳細)
https://support.apple.com/en-us/HT207606
(Apple Boot CampでのCreators Updateについて)
http://www.geforce.com/whats-new/articles/quake-champions-closed-beta-game-ready-driver
(Geforce Game Radydriverの対応情報GeForce Game Ready 381.65 WHQL driversから対応)
http://www.epson.jp/support/misc/windows10.htm
(EPSON Creators Updateへの対応情報)
http://eset-support.canon-its.jp/faq/show/3276
(ESET製品の対応情報)
http://121ware.com/psp/PA121/NECS_SUPPORT_SITE/ENTP/h/?tab=SUP_Z_WIN10UPDATE02
(NEC-PC/NECの一般向けPCの対応情報)
http://azby.fmworld.net/support/win/10/update1703/?supfrom=top_info
(富士通の対応情報)
https://www2.mouse-jp.co.jp/ssl/user_support2/info.asp?N_ID=347
(マウスコンピュータの対応情報)
http://dynabook.com/assistpc/osup/win10v1703/target/index_j.htm
(東芝の対応情報確認サイト)
http://www.sourcenext.com/support/i/170407_1/
(ソースネクスト-スーパーセキュリティゼロが利用できなくなる不具合について)
https://solutions.vaio.com/3096
(VAIOの対応情報/そにーではありません。)
http://support.kaspersky.co.jp/12848
(カスペルスキー2017の機能制限について)
http://support.amd.com/en-us/kb-articles/Pages/Radeon-Software-Crimson-ReLive-Edition-17.4.2-Release-Notes.aspx
(AMD-RADEON Software Crimsonの対応情報、17.4.2より)
http://support.eonet.jp/news/532/
(eoユーザーサポート-eoWEBメールのWindows(R) 10 Creators Updateにおける対応状況について)
尚、Anniversary Updateの時もそうだったが、実はこの手のアップデートはアップデートが始まってから、このソフトが動かないという情報が出てくることもある。特に、最近はInsider Previewの利用者が減少傾向なのもあるのだろう。後から情報は結構多いので、気をつけた方がよい。
まあ今回は、流石に大きなトラブルは起こさないと思うが、気になるのはUHD BD関連だろう。こういうセキュリティに関する新機能を使うハードやソフトは再生トラブルが起きる可能性は多いにある。Anniversary Update後に新しいハードを追加しているなどの場合は、暫く様子見をすることをお薦めする。
<ゲームモードにも気をつけろ>
ゲームモードを喜んでいるゲーマー諸君に言っておくが、ゲームモードにすると全部のゲームが快適に動く保証はない。これは、何をしているのかというと、端的に言えばゲームとして認識されるソフトウェアのロードバランスを均等にしつつ最適化するというものだ。エクスペリエンスインデックス(WinSAT)で収集している情報などを元にしていると思われるが、基本的にはアクティブウィンドウとして開いているゲームにリソースを多く割り振る作業が行われる。
ゲームスペックに対して、十分なパフォーマンスがあると見なされたハードウェア環境では、リソースを多く振ってくれるため、描画性能などを最適化しさらに高いフレームレートなどに押し上げる効果も期待できる。
一方で、スペックが不足しているかそこそこの場合は、一定の処理能力で頭打ちになるように調整しているようだ。要は、極端にリソースを食い散らかさないようにも調整し、平均してバランスが取れるように制御するのだ。
しかし、ゲームによっては上手にそれが出来なくなるケースがある。結局はタスクリソースの割り当てにOSが介入するため、いくつものプログラムが連携している場合は、一連のバランスが崩れるケースがあるのだ。そのため、ゲームが強制終了する、ウィンドウモードからフルスクリーンに途中で切り替えられるゲームで、それをやるとエラーになるなど、トラブルが起きることがある。
ある程度、この問題は埋められているが、Gamemodeは万能ではないで気をつけて欲しい。
不具合が出たときには、設定アプリ→ゲーム→ゲームモードペインから止められる。
まあ、今まともに動いているゲームに対してゲームモードを期待するようなマネはしない方がよいだろう。
<コンパネとCMDはスタートメニューのコンテキスト(右クリック)にはないよ!>
コントロールパネルは、スタートメニューを右クリックするとそこにあったが、Creators Updateではそれが無くなっている。代わりにあるのは、設定アプリと、PowerShellである。ちなみに、機能として廃止されたわけではない。
コントロールパネルで検索すれば、出てくるし、コマンドプロントも検索すれば出てくる。必要な人は、スタートメニューのタイルに張っておくのがよいだろう。今回のバージョンからタイルをグループにまとめる機能もついたので、困ることはないはずだ。
ちなみに、Windows Defenderがパワーアップしたように見えるが、単に元々ある機能を一カ所のウィンドウに集めただけである。Pro以下はATPなどにも対応していないので、これでウィルス対策も進化したみたいな気持ちにはならない方がよい。
アップデート後に不具合がなければ、きっとCreators Updateは満足いくアップデートだろうが、たぶんRS1の時と同じで、今回も11日で一気に更新が始まる可能性は低いだろう。主に、IP対象ユーザーや特定の環境(組み込み、タブレットなど)ユーザーを優先して行い、その後Homeユーザーなどに順次拡大するのだと思われる。
それをする理由は、トラブルの危険があるからだ。RS1(Anniversary Update)では、初っぱなから恐ろしい程の不具合が発覚し、およそ3ヶ月ぐらい掛かった。今回は、どうなるか分からないが・・・それが無くても、全体に通知が進むまでに数週間~1ヶ月半ぐらいは掛かるのかも知れない。即ち、4月11日に皆に更新が来るとは限らないということだ。
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