遂に始まるAndroid 7.0 Nougat時代・・・但し日本メーカーの対応は遅い。

IT MediaによるとAndroid7.0 Nougatがロールアウトしたらしい。OTAが始まっているようだ。
ただ、Developerサイトでの情報は、8月23日8時時点で6.01となっているため、全ユーザーがすぐに得られるのかは分からない。
https://developers.google.com/android/nexus/ota


尚、Android7.0で追加される主な機能は、

・2つのウィンドウ同時表示(マルチウィンドウ/デュアルウィンドウ)
・データセーバー(バックグラウンド通信の抑制機能)
・Doze(省電力機能)の搭載によって、未移動・未操作時のセルフスタンバイ状態を自動スリープにする機能を搭載。これまで、これらは各社の添付アプリなどで行っていたが、Dozeによって専用アプリなしにAndroidで制御されるようになった。
・ダークテーマ対応
・システムによる着信拒否設定の標準搭載。
・UIデザインの改善(設定など)
・シームレスアップデート対応はハードウェアの対応が必要だが、メジャー更新、マイナー更新時にバックグラウンドで適用。適用時に問題がなければ、再起動を促し、適用を自動有効させる機能。適用に失敗した場合は、前のイメージで起動してくれるようだ。これは、パーティションを起動用パーティションとサブ(補助)パーティションの2つに分けることで成立しているようだ。WindowsでいえばWIMBOOTに近い。RE領域に回復を、Cドライブに実際の実行状態を持っているような形と追われる。

これに、加えていくつかのパフォーマンスの改善も含まれている。



尚、シームレスアップデート対応の影響もあってか、今回はNEXUSでも6/6Pと5X、9のみが公式更新の対象となっている。(その他は、Googleの保守更新は今の所ない見込み)また、国内のスマートフォンでAndroid 7への対応予定は現段階では未定である。
また、最初の正規バージョンはAndroid 5.0の時のように、未知のバグが多発することがあるので、導入には気をつけて欲しい。


まあ、いつものことだがXPERIAの対応は進むだろうが、それも日本の大手キャリア向けは、一般的なグローバルより数ヶ月遅れると思われる。また、グローバルモデルが対応しても、プリインストールアプリが多い国内モデルが対応するとは限らないので注意が必要だ。これが、なければ日本でももっとAndroidが普及するのだろうが・・・。












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